韓国のサムスン電子は20日、特別ボーナス支給で暫定合意し、大規模ストライキは回避したという。特別ボーナスは1人あたり最大6300万円規模(連合ニュース)、総額4兆円以上で世界でも類を見ない規模の可能性と指摘されている(ブルームバーグ)。サムスン電子の時価総額は159兆円、世界最大級の電子機器メーカー。半導体、スマートフォン、テレビなどを手がけていて営業利益の94%が半導体事業だという(ハンギョレ)。韓国の学生にとってサムスンへの就職は「人生成功の鍵」と言われていて憧れの対象になっている(ロイター)。社員の平均年収はボーナス込みで1600万円(AFP)。ボーナスはこれまで年収の50%までと上限が定められていた(日本経済新聞)。サムスン電子の労働組合は業績拡大を理由にボーナス上限撤廃を会社に要求し、今回暫定合意した(読売新聞)。約8万人が属する半導体部門の社員に対しては1人あたり最大6300万円相当がもらえる人もいるが、スマホ・家電部門に属する約5万人の社員には1人あたり60万円相当の見込みだという。半導体部門以外の組合員を無視した交渉と内部から批判が上がっている。エコノミスト・服部氏によると分断なら部門同士の相乗効果が下がってしまい、世界的な競争力の低下にも繋がると指摘している。
URL: http://www.aflo.com/
