病院に通う高齢者の移動手段を確保しようと、オホーツク海側の北海道清里町は、送迎などを行う乗合自動車を先月から試験的に運行している。5年前に路線バスが廃止された清里町では町内に総合病院がないため、隣の小清水町に通院する高齢者を中心に移動が大変だという声があがっていた。町は町内の福祉施設の協力を得て、先月から通院などに利用できる乗合自動車の試験的な運行を始めた。事前予約制で火曜・金曜に1日1往復ずつ運行していて、利用者の自宅と病院や町役場などで乗降可。料金は片道100円~200円で11月末まで試験運行が行われる。清里町企画政策課・吉田悠平総括主査のコメント。