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「済生会江津総合病院」 のテレビ露出情報

2月、看護師たちは院長に直接危機感を訴えた。院長は、フォローするのが難しいと訴えがあった一部の医師に救急医療から外れてもらうことを決めた。人手が足りない中で新たな欠員が生じることになり、佐々木さんがカバーに入った。佐々木さんは3年前に大学病院からこの病院に赴任し、故郷の地域医療に貢献したいと家族で移り住んだ。中学校の社会科見学で済生会江津総合病院を訪れたことがきっかけで医師を志したが、15年ぶりに見た病院は様変わりしていた。佐々木さんは過酷な勤務を続けるうちに、目指していた患者本位の医療が難しくなってきていると感じていた。病院ではこれまで非常勤の医師を雇うことで19の診療科を維持してきたが、物価や人件費の高騰による経営の悪化で限界が生じていた。2年前に常勤の外科医がいなくなったため大きな収入源だった手術ができなくなり、去年の赤字額は4億7000万円だった。全国の病院の経営状況を示すデータによると7割が赤字で、医師不足でも新たに獲得するのが難しい状況は全国に広がっていた。3月31日、全体の1割にあたる15人の看護師が一斉に退職することになった。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年7月5日放送 12:40 - 12:45 NHK総合
Nスペ5min.(Nスペ5min.)
島根県にある済生会江津総合病院から切実な訴えが届いた。患者数は年間のべ4万7000人、この地域の中核病院で一部の医師によるミスやトラブルが後を絶たないという。こうした事態が起こる最大の理由は医師の大幅な減少。この病院ではかつて28人いた常勤医が12人にまで減った。医師が減ったきっかけは2004年に始まった新しい研修医制度。それまでは地方の病院に医師が行き渡る[…続きを読む]

2025年6月1日放送 21:00 - 21:50 NHK総合
NHKスペシャルドキュメント 医療限界社会 追いつめられた病院で
佐々木さんたちは、救急を担う医師を新たに確保するための働きかけをしていた。皮膚科の常勤医として採用することになった医師との面談では、病院の実情を説明しできる範囲で救急に対応してほしいと伝えた。救急を担える医師が限られる中、負担は若手に集中していた。循環器内科の常勤医として働く30代の山口さんは、前日の夜から救急対応にあたったあとそのまま勤務を続けていた。一定[…続きを読む]

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