日銀はきょうまで開いた金融政策決定会合で大規模な金融緩和策の変更を決定した。日銀による利上げは約17年ぶりだ。金融アナリストによると、住宅ローンのうち変動型は政策金利が0%から上がると金利も上がるのではないかという。一方、固定型の金利は上がるのではないかという。企業の資金調達について、借入金利は政策金利に敏感に連動するという。不動産会社では約9割が変動型の住宅ローンを選んでいるというが、今後契約時に金利の上昇を心配する声が増えるとみている。茨城・石岡市のグランピング施設を運営する会社事業拡大を検討しているが、金利が上昇する可能性があるのではないかと追加の投資に慎重になっている。