日曜日は母の日。この日行われたのは石川県の伝統工芸品輪島塗のワークショップ。輪島塗は国の重要無形文化財に指定されている伝統工芸品。しかし、深刻化する職人の高齢化問題。さらに、元日に起こった能登半島地震での甚大な被害により廃業する職人も多く存続の危機にひんしている。そこで、日本最大級のハンドメイドマーケットプレイス「Creema」が母の日の特別企画として輪島塗の箸作りのワークショップを開催した。このワークショップでは輪島塗を学びながらその工程の1つの沈金の技法を体験。箸に好きな模様の下絵を描いて、ニードルで線を削り、職人が漆を塗って、金粉を埋め込み仕上げることで世界に一つだけの箸が完成する。Creemaはこの他にも復興支援のプロジェクトとして、能登の山を支援するクラウドファンディングや制作途中に震災に遭い完成に至らなかった工芸品の販売などを行っている。クリーマ・丸林耕太郎代表、沈金師・芝山佳範さんのコメント。