気象庁によると台風14号から変わった温帯低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、関東甲信は大気の状態が非常に不安定になっている。この時間は甲信を中心に活発な雨雲がかかり、午前11時までの1時間に長野・南木曽町で21ミリの強い雨が降った。前線は今夜にかけて本州付近を南下する見込みで、関東甲信や伊豆諸島では夕方にかけて局地的に雷を伴い激しい雨が降るおそれがある。あす昼までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで、関東南部と伊豆諸島で60ミリ、関東北部と甲信で50ミリと予想。気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に十分注意し落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意するよう呼びかけている。