企業情報に詳しい調査会社を取材すると、歯科医院の倒産や廃業が相次いでいることが分かった。2024年は過去最多の倒産件数となった。開院36年の歯科医院を訪ねた。コロナ禍も相まって、経営はここ数年、悪化する一方だという。また、歯医者は装置産業ともいわれるほど医療機器の維持費が高く、大きな負担になっている。さらに、想定外だったのが虫歯の激減。歯科医師らの啓蒙により予防意識が高まったことで、虫歯の数は3分の1にまで激減。皮肉にも自分たちの首を絞めることになってしまったという。
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