日本を訪れている国連のグテーレス事務総長は都内で開かれた日本の国連加盟70年を記念したイベントで基調講演を行った。この後会場からの質問で、事実上の封鎖が続くホルムズ海峡について「特に途上国で極めて壊滅的な影響が出ている。これらの国々はエネルギーを確保できても非常に高い価格を支払わなくてはならない」と述べた。また、各国は肥料の供給不足にも直面していると指摘し、これは局地的な危機ではなく世界的な危機でありホルムズ海峡を封鎖し続けることは全く容認できないとして、ホルムズ海峡の開放に向けて国連としても取り組む考えを示した。一方でグテーレス事務総長は自らも双方の関係者と話し合い海峡の開放を模索してきたとしながらも、当事者たちが本当に何を望んでいるのかがわからない状況だと述べ、現段階で国連の取り組みは困難に直面していることを明らかにした。
