かつての若者言葉が広く定着していることが、最新の世論調査で分かった。文化庁が行っている「国語に関する世論調査」。読書量について、1か月に1冊も「本を読まない」と回答した人が6割を超え、過去最高となった。この調査ではかつての若者言葉がどれほど定着しているかという結果も発表された。「きゅんきゅんする(ときめきを表す)」に、「気にならない」と答えた人が約8割に。今の若者言葉について、東京・渋谷で大学生などに聞く。シャバイ(ダサイ)、キャパイ(キャパシティーを超える)、ディーディー(誰でも大好き)。10代、20代が使っていたのはポジティブな言葉。SNS時代ならではの背景があるという。文化庁国語課・村瀬剛太課長によると顔の見えないSNSでポジティブな方が相手との関係性において受け入れられやすいという。