2月下旬、東京・渋谷に、仲間と会社を立ち上げた神山まるごと高専2年生・山口空さんがやって来た。訪ねたのは、学校の運営に携わるIT企業・Sansan本社。開発中のアプリを試してもらう。企業の入館用QRコード・移動ルートの確認・移動ルートの確認・訪問日程の管理などができる。実際に現場で働く人の声を聞き、改善に役立てたいと考えた。課題をひとつひとつクリアしながら夏のサービス開始を目指す。神山まるごと高専・理事長・寺田親弘さんは「答えが出てから動くのではなく、動きながら考えればいい。『とりあえずやってみる』が起業家の”生き方”。『成功するか』より『成長するか』」と話した。