去年10月、自身124本目の作品が公開された吉永小百合。ピアスは映画のために開けたという。田部井は福島出身で、今回福島弁で演じることを吉永が提案した。俳優業の傍ら、吉永がライフワークとしてボランティアで行っているのが原爆誌の朗読。1986年から39年間続く朗読は原爆だけではなく東日本大震災で被害に遭った福島の人々の詩もとりあげ、被災者の想いに寄り添いながら想いを重ねるように行われている。「自分なりの想いとかを語って、若い人たちがそれを受け止めてくれたらということを願って。私たち俳優もできることをやっていく」などとコメントした。去年、80歳を迎えた吉永。今回の作品では死と向き合いながら賢明に生きる女性を演じている。吉永が今思う最期の迎え方は、「できれば自然な形で自分の命を全うしたい」という。
