JR三鷹駅の300m程西にある跨線橋は、昭和4年に建設され老朽化に伴い今月10日に閉鎖された。太宰治が度々訪れ、橋の上からの景色が小説に登場するなどゆかりの場所としても知られている。三鷹市が、、地元の人達や鉄道ファンなどからの閉鎖を惜しむ声を受けて行ったイベント。参加者は思い思いに別れの時を過ごした。3日間で約900人ほどの定員を予定していたが、4000人以上の申し込みがあったため、枠を増やした上で抽選で決めたという。長く跨線橋を見守ってきた小谷野さんは、平成11年から約四半世紀に渡り市内にある太宰治ゆかりの場所ツアーのガイドを務めてきた。跨線橋はツアーの最後を締めくくる場所だったという。今一番感じているのは、94年間の役割を終えた橋への感謝の気持ちだという。