車いすバスケットボールの西村選手は、平日は企業に勤めながら神奈川VANGUARDSで活動している。車いすバスケットボールは東京パラリンピックで注目度が高まったが、生で観戦したことがないという声も聞かれた。そこで3年前からほかの選手たちと街中での試合を始めた。公園やショッピングモールなどで行うことで気軽に見られる機会を増やした。さらに選手を知ってもらうためにファンブックを作成した。プロのDJに実況を頼むなどエンターテインメント性のある演出にこだわった。専門学校生とグッズも開発した。先月磯子区で開催された車いすバスケットボールのイベントには行列ができた。西村選手はイベントを有料にしてグッズを販売することで経費の一部をまかなうことができた。