東京都内ではスギ花粉の飛散が今月9日に確認され、過去10年の平均より6日早いという。今や花粉症は日本の社会問題である。伊藤信太郎環境大臣は「テレワークを推奨するなどの取り組みをお願いしている」などと話した。IT起業「アイザック」が導入するのが「花粉から逃れて働く制度」である。播口友紀取締役は「トロピカルエスケープという花粉症から避難する制度である」などと話した。トロピカルエスケープは花粉の飛散が少ない地域でテレワークを推奨する制度で、宿泊費1泊3000円や現地で働くためのコワーキングスペース費の支給がされる。入社3年目の鴫原さんも制度を利用し去年3月に沖縄へ向かったという。鴫原さんは「1週間沖縄に行った後にだいぶ花粉症が抜けてパフォーマンスが上がった」などと話した。eYACHOによれば沖縄はスギやヒノキが他の都道府県と比べるとごく僅かで、鴫原さんは休日に海で過ごしリフレッシュしたことも仕事の生産性向上につながったという。