デジタル技術を使った遺言書の作成を認める方向で議論が進んでいる。課題の1つが、デジタル化した遺言書を本物だとどうやって証明するのか。弁護士ドットコムではクラウドサインという電子署名サービスを提供している。現在、企業向けにサービスを提供していて、これをデジタル遺言にも活用できるのではと国も注目している。電子署名の特徴は高いセキュリティー性。文書の署名と閲覧それぞれに必要な暗号が結びついていて、不正行為を防ぐ仕組みとなっている。ただ、デジタルならではの課題もある。保管制度を作り本人が亡くなった場合に知らせるべき人に知らせる制度を作るべきとしている。小泉法務大臣、弁護士ドットコム・クラウドサイン製品担当・安藤陽介さん、政策企画室・佐藤帯力室長のコメント。法務省、東京・港区の映像。