DXの力で貿易の見える化を進めて解決しようという企業がある。2016年に創業したShippioでは、およそ1400社が利用しているという貿易管理サービスを手がけている。貿易のルートを地図上で見える化する仕組みで、これまでは電話やFAXで船の位置を確認していたものがこの画面で一目瞭然。アメリカの関税だけではなく、世界情勢の不安定化により去年、利用者数は前の年に比べて3.6倍に急増した。またこのサービスでは途中の航行の遅れなども把握することができるため企業は機動的な対応を検討できるようになる。アナログな貿易実務に悩んでいた住友電気工業もShippioの「貿易管理サービス」を導入した。住友電気工業・物流管理部・古河慎也さん、Shippio・佐藤孝徳CEOのコメント。