ネット通販が普及する中で宅配ボックスの需要が高まっている。ポストと宅配ボックスが一体となった戸建て住宅向けのもののほか、集合住宅では後付のニーズも高まっているそう。大手メーカーの宅配ボックスの出荷台数は昨年度までの5年で2倍近くに増加したとのこと。配送の現場では宅配ボックスがあっても届けられないケースがあるそう。配送会社のドライバーの鈴木祐太郎さんは1日に150~200件ほど配達しているが、10%余は荷物を届けることができないそう。宅配ボックスの課題のひとつが荷物が入ってから取り出されるまでの時間で、メーカーによる調査では平均で23時間余かかっているとのこと。