2024年元日、能登半島を最大震度7の地震が襲い、震源から直線距離で約100kmの新潟・上越市港町にも津波が押し寄せた。79歳の健次さんは肺に重い病を患っていて1人で逃げることができない。津波は車を出す間もなく自宅まで押し寄せた。健次さんが道路に出て逃げようとすると、隣の住民から「間に合わないから家に上がって」と言われ助かったという。
一歩さんは地震のすぐ後に避難所になっている建物に逃げたが慌てていて鍵が開けられず、とっさにブロックでガラスを割ったという。今回の地震で新潟県内で観測された津波は最大40センチだった。しかし、専門家は痕跡をみると到達した津波の高さは2mくらいはあったのではとしている。さらに、津波が到達する速さを指摘した。日本海側の津波はわずか数分で到達する恐れがある。新潟市の海沿いに住む人は津波が速く到達することを理解したうえで避難を行っていたが、元日という普段とは違う状況で思いがけないこともあった。
一歩さんは地震のすぐ後に避難所になっている建物に逃げたが慌てていて鍵が開けられず、とっさにブロックでガラスを割ったという。今回の地震で新潟県内で観測された津波は最大40センチだった。しかし、専門家は痕跡をみると到達した津波の高さは2mくらいはあったのではとしている。さらに、津波が到達する速さを指摘した。日本海側の津波はわずか数分で到達する恐れがある。新潟市の海沿いに住む人は津波が速く到達することを理解したうえで避難を行っていたが、元日という普段とは違う状況で思いがけないこともあった。