ことし一年を振り返る新語流行語大賞にノミネートされた30のことばがきょう発表された。大谷翔平選手がメジャーリーグ史上初めて達成したワンシーズンに50本塁打以上、50盗塁以上を記録する「50−50」がノミネート。エンタメ界からはダンスもはやったこの曲。ヒップホップユニット、CreepyNutsのヒット曲「Bling−Bang−Bang−Born」が流行語にノミネート。人気は国内にとどまらず米国のビルボードグローバルチャートで8位を記録している。こっちのけんとさんの「はいよろこんで」はTikTokではぎりぎりダンスとして多くの著名人がダンス動画を公開。俳優、菅田将暉さんの弟であることも話題になった。そして、メダルラッシュとなったパリオリンピックパラリンピックからは4つがノミネート。トラックフィールド種目で日本女子初の金メダルを獲得したやり投げ、北口榛花選手。会見でのひと言「名言が残せなかった」がノミネート。また、湯浅亜実選手が初代女王に輝いたパリ大会の新競技「ブレイキン」。さらに、平均年齢は41.5歳、総合馬術団体で日本初の銅メダルを獲得した「初老ジャパン」もノミネート。パラリンピックからは車いすテニス史上最年少18歳で金メダルを手にした小田凱人選手の試合後のコメント「やばい、かっこよすぎる俺」もノミネートされている。コンビニに富士山が乗ったように見える「コンビニ富士山」もノミネート。ただ、この映える景色を求めて山梨県富士河口湖町は目隠し用の幕を設置せざるをえなくなった。ことし7月に20年ぶりに一新された新紙幣もノミネート。昔からある「界隈」ということばもノミネートした。