任期満了に伴う東京・八王子市の市長選挙はきのう投票が行われ、自民党と公明党が推薦した新人の初宿和夫氏が初めての当選を果たした。初宿氏は海上自衛隊を経て、東京都の職員となり、新型コロナ対策担当の局長などを務め、今回、現職から後継指名を受けて初めて立候補した。八王子市は、自民党の萩生田前政務調査会長が選出された衆議院東京24区が広い範囲を占めていて、派閥の政治資金パーティーをめぐる事件が起きる中、推薦した自民党からは菅前総理大臣や党幹部が応援に入った。終盤には、東京都の小池知事も駆けつけ、初宿氏への支持を呼びかけた。