今、若者の間で、証明写真機での地鶏がちょっとしたブームになっている。加工や修正ができないことがかえって新鮮だという。そんな中、顔写真が無断されまくっている人がいるという。42歳の大川竜弥さん。東京・渋谷を歩くと大川さんの顔写真のポスターやカラオケ店の看板などに大川さんの顔写真が使われていた。大川さんはフリーモデル素材という活動をしている。フリー素材は最低限のルールを守れば無料で使える素材のこと。フリー画像の撮影は月に2回ほど。この日の、撮影テーマは「花粉症」だった。フリー素材モデルを初めて12年、大手企業などから広告出演の声がかかるようになり、そこそこ食べていけるようになったという。大川さんの目標は生涯現役。カメラマンには、死んだあとのお墓や遺影もフリー素材にしていいと言ってあるという。今回深堀りするのは「著作権」。