瀬戸内市牛窓町でハマボウが満開になっている。ハマボウは海水と淡水が交じる場所を好んで生息するハイビスカスの仲間で、岡山県の絶滅危惧種に指定されている。瀬戸内海に面した瀬戸内市牛窓町の岡國太郎さんが所有する駐車場の一角には一本のハマボウが植えられている。木の高さは約6m、幅は8mを超え、あちこちに直径7cm程の鮮やかな黄色い花を咲かせ満開になっている。土地を所有する岡さんは多くの人に花を楽しんでもらおうと木の近くに案内板を立てかけ、花が朝早くに咲き夕方にしぼむ1日花であることなどを示している。ハマボウの花は今月いっぱい楽しめるという。