千葉・茂原市にある「青い森」を紹介。「じゃがいもぱん」「じゃがとまと」「じゃがにんにく」は220円。北海道産の小豆と長野県産のさくらを使用した「さくらもちあんぱん」は250円。鹿児島県産の甘夏ミカンを使用した「みかんあんぱん」は250円。工藤辰夫さんは店で寝泊まりし、自宅の家賃を材料費などに回している。ボランティアの清田さんは店主を風呂付きの家に住まわせながら店をやらせるのが目標だと話した。機械も替えたいといい、ちゃんとした機械があれば、もっとすごいパンを作れると話した。営業終了後は行きつけの日帰り温泉へ。店から車で約10分のところに九十九里浜がある。日帰り温泉は1人600円。午後6時、夕食にカップ麺などを食べた。翌日、早朝から準備が始まる。強力粉・薄力粉は独自の割合でブレンド。生地にはバターとマーガリンが入っている。発酵時間は約40分。粘り気のある生地にすることで、フワっとした焼き上がりになる。北海道産の大納言かのこを使用した「大納言あんぱん」は220円。パン屋をやる前にからあげ屋をやって、その利益でパンの機械を買おうとしたが、そのからあげは誰も買いに来なかったという。清田さんは今年2月、無償で店をリフォーム。デザイナーのため、店のデザインも行った。工藤辰夫さんはタマネギを使った新作パンの試作を行った。