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「焼きアナゴ」 のテレビ露出情報

アナゴの加工販売店へ。良質な漁港として名を馳せた堺。明治~昭和中期にかけ盛んに行われたのがアナゴのはえ縄漁。その美味しさは北大路魯山人が称賛したほど。アナゴの目利きとして知られる松井利行さん。堺でほとんどアナゴがとれなくなった今扱うのは長崎対馬・韓国産が中心。必要なのは脂ののり具合を見極める目。鶴太郎さんと田中さんが目利きに挑戦した。アナゴを見極めるコツの一つが頭を見ること。首元に入った線を基準に先端が短く丸みをおびている方が良いとされる。また松井さんいわくカワイイ目をしたアナゴが美味しいという。店で最も多く手掛けるのが焼きアナゴ。まずは下処理で臭みやえぐみを取り除いたあと白焼きに。皮を中心に焼くことでアナゴの表面を覆うぬめりが浮き上がる。それを水洗いし水気を切ったら、アナゴの頭を焼いてとったダシに醤油・酒・みりんなどを加えたタレに漬け焼く。少しさらっとしている方がアナゴの白身の上品な味わいを楽しめる。ふるさとの味を多くの人に知ってもらいたい、松井さんは焼きアナゴのフライを挟み込んだアナゴドッグも開発、地元パン屋で販売中。わさびマヨネーズをきかせた事でアナゴが苦手でも食べやすいと評判。ここ数年は地元の小学校でアナゴに関する特別授業をしている松井さん。そこには堺の食の未来への危機感がある。堺の人々のアナゴへの愛情に感銘を受けた鶴太郎さんは感謝の気持を表現したいと筆をとった。

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