円安を追い風にしている企業は他にもあり、群馬のこんにゃくメーカーは輸出額が4年で150倍になった。秋田のパックご飯メーカーは輸出量を1万食から来年は1500万食へ増やすと新工場を建設している。日本が円安を乗り切るためには、海外からの投資が必要。台湾の半導体メーカーは熊本に新工場を作り約1兆2900億円の投資をした。アメリカのIT企業もデータセンター増強のために巨額の投資を相次いで発表している。政府は対内直接投資残高を2030年までに100兆円にすることを目標としている。主要国の対内直接投資残高と日本を比べてみると、198の国と地域の中で196番目となっている。今後必要なことは海外にあるお金を国内に、格差の解消が必要になる。