前線を伴った低気圧が急速に発達しながら日本の南岸を東へ進んでいて、午前11時までの1時間には和歌山県古座川町西川で33mm、三重県が熊野市に設置した雨量計で30mmの激しい雨を観測した。雨の範囲は東へ広がって、あすにかけて大気の状態が非常に不安定になる見込みで局地的に雷を伴って激しい雨が降る恐れがある。あす昼までの24時間雨量はいずれも多いところで東海100mm、関東甲信80mmと予想されている。また、きょうの最大風速は関東25m、東北23m、最大瞬間風速は35mと予想されている。気象庁は暴風・高波に警戒するとともに土砂災害などに十分に注意するよう呼びかけている。発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には頑丈な建物に移動するなど安全確保を。