今月8日、宮崎県で発生した最大震度6弱の地震を受けて、初めて発表された南海トラフ地震の臨時情報「巨大地震注意」。対象となる地域では海水浴場の閉鎖や防災グッズなどが品薄となるなど影響がみられたが、一週間経った昨日、政府はきのう午後5時で呼びかけを終了した。あす「熊野大花火」を開催する三重県熊野市からは安堵の声が聞かれた。巨大地震注意の発表以降、町内4つの海水浴場を閉鎖していた和歌山県白浜町は安全対策を推進し、昨日朝から海水浴場を再開した。全国各地で進められた防災体制の再確認と見直し。専門家は防災への注意が高まったのはいいことなどと話した。