きのう奄美地方では梅雨明けが発表されたが、東京でも梅雨明けしたと感じるほどの異常な暑さとなり、きのうから都内で始まったイベントにも影響が出ている。会場にはたくさんの台湾グルメが並ぶが、それを食べる場所は強烈な日差しが照りつけるテーブル席。都内では練馬などで気温35℃を超え3日連続の猛暑日となるなど、危険な暑さが続いている。運営側が雨天時に使うテントをはり、急遽、日差しをよけられる場所を設置した。テーブル席とテントがある場所をサーモカメラで比較すると、テーブル席にいる人はほぼ真っ赤、40℃近い温度となる一方、テントのある場所は黄色や青もあり温度が比較的低いことがわかった。きのう、東京消防庁管内では54人が熱中症で搬送された。このイベントでは熱中症が出た時のため、緊急連絡先も貼り出されている。きのう、猛暑日となったのは全国で56地点、真夏日は598地点で今年最多を更新した。