JR東日本によると、南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」が発表されたことを受け、きのう夜から、東海道線の大磯と熱海の間、伊東線の熱海と伊東の間、中央本線の大月と茅野の間で、それぞれ通常の運転より10km/hから20km/hほど速度を落とし運転しているという。運休列車はないものの数分程度の遅れが見込まれるという。小田急電鉄では、きょうの始発から、小田急線の本厚木と小田原の間で10km/hから20km/hほど減速して運転しており、5分程の遅れが見込まれている。JR東日本と小田急電鉄は、防災計画に基づき沿線に最も近い震源域で地震の際、揺れの到達前に確実に列車を停止できる速度まで落とす必要があると、当面の間は対象区間で減速を続けるという。
住所: 静岡県熱海市田原本町11-1