多くの人が仕事始め。東京・丸の内にも朝の出勤風景が戻ってきた。商売繁盛の神をまつる神田明神では多くの会社員が参拝。最大9連休となった正月休み。きのうは各地で新年の行事が行われ、多くの人でにぎわった。新春恒例の初競りでは過去最高値が続出。日本海側のしけの影響で漁が少なかった天然トラフグが1kg＝1万8000円、北海道函館産「ムラサキウニ」は1箱700万円。東京・目黒の寿司店・鮨尚充で提供される。マグロの初競りでことし最高値をつけた1番マグロは青森県大間産のクロマグロで2億700万円。上知我麻神社（名古屋市熱田区）で毎年1月5日に行われる「初えびす」。最も大きなサイズの熊手は10分で完売。兵庫県市川町の延寿寺では「寒水行」が行われ、氷点下の寒さのなか檀家や信徒ら6人が体に冷たい水を浴びせた。愛媛県鬼北町では新春恒例「子泣かし天狗祭」が開かれた。広島市消防局（広島市南区）で行われたのは出初め式。会場にはVRや大型車両で地震の揺れを体験できる防災コーナーがあり、子どもたちでにぎわった。