東京電力は今月10日、福島第一原発の2号機で燃料デブリの試験的な取り出しに着手した。これまで格納容器のなかに釣り竿のような装置を押し込む作業が進められ、17日にも先端につけた装置で燃料デブリ数グラムをつかんで採取する計画だった。ただ17日午前6時頃、装置につけた4つのカメラのうち2つのカメラで映像が適切に映らなくなる状態が続いていて作業が中断しているという。取り出し作業の再開の目処はたっていない。
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