茨城・牛久市にある世界一大きい「牛久大仏」は地上120mの高さがあり、胸の部分にあるのは展望用の窓があり中も入れ天気が良ければ東京スカイツリーなどを望むこともできる。掃除を担当しているのは株式会社エム・ビー・シーの方々で中でも高所清掃歴32年の田口和幸さんはリーダーで牛久大仏の清掃のスペシャリスト。清掃は開園前に行う。清掃に使う水100リットルなどを準備し清掃道具の総重量は約180kgあり、まずは胸付近までエレベーターで移動しそこから約20mの階段を人力で運搬する。トータル3往復して運び終え、続いて頭頂部まで約15mのはしごを登り道具をロープで釣り上げ運搬する。そして清掃のための命綱は補助を含め2本で安全対策を行う。
牛久大仏の清掃開始。難易度1は頭部分で「螺髪」と呼ばれる髪の毛部分には鳥の排せつ物が付着している。雑巾で水拭きをしていく、洗剤は大仏が青銅製のため変色しないように使用しない。
牛久大仏の清掃開始。難易度1は頭部分で「螺髪」と呼ばれる髪の毛部分には鳥の排せつ物が付着している。雑巾で水拭きをしていく、洗剤は大仏が青銅製のため変色しないように使用しない。