中国の先月の消費者物価指数は去年の同月と比べて0.2%のプラスとなり、4か月ぶりに上昇した。ただ、消費者の節約志向を背景に自動車などが値下がりしていて、デフレへの懸念は続いている。一方、生産者物価指数は去年の同月と比べて2.1%の下落となった。中国共産党は先月、来年以降の経済政策などの基本方針として内需拡大に力を入れることを強調していて、今後、物価の押し上げにつながる効果的な対策を打ち出すことができるかが焦点となる。
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