現在、東京国立博物館で開催中の特別展「京都・南山城の仏像」を紹介した。南山城とは京都の最南部で、奈良県と隣接する地域。京都と奈良、2つの都の影響を受けてきた土地で、古くに創建された寺院が点在している。国宝や重要文化財をはじめとする仏像が数多く残されている。展覧会では浄瑠璃寺の「阿弥陀如来坐像」(約110年ぶりに修理が完了した)など国宝3点が展示されている。展覧会の広報(仏像大使)は、“みうらじゅん”と“いとうせいこう”のが務める。2人に推し仏を聞いてみたところ、神童寺の不動明王立像との回答があった。2人から「ホテイソン」の由来について問われた東京ホテイソンは、布袋様から取った、布袋様は笑いの神様だと思っていたが後で夫婦円満の神様だと知った、などと答えた。さらに、“みうらじゅん”と“いとうせいこう”の2人は展覧会の楽しみ方について、知識がなくても普通に驚けばいいなどと話した。仏像の楽しみ方は自由とのこと。展覧会では2人が監修した「九体阿弥陀Tシャツ」や「光仏ライトペン」などのオリジナルグッズが販売されている。