JR東十条駅から商店街を抜け歩いて6分ほど、夫婦で営むラーメン店「ラ・メゾン・デュ・ラーメン ビスク」。6席だけの小さな店。お客さんを迎えるのは新井菜月さん・源己さん夫婦。作るのは菜月さんで、横浜の人気店で腕を磨いた若きラーメン職人が作る一杯は個性的な一杯。看板メニューはオマール海老ラーメンで、2種類のソースが特徴。オマール海老のみそを使ったソースと煮干しスープを合わせ、細めのストレート麺、低温調理したチャーシュー、紫タマネギなどをトッピングすれば完成。二枚看板のもう一つは、あさりカルボ。こちらは海老ではなく鯛のアラを使用した白湯スープと特製あさりペーストをミックス。麺はコシのある特注の平打ちストレート麺。ガーリックバター味のラスクを添えて完成。ラスクを追加で頼むお客さんも多いという。菜月さんは店を持ちたいと思っていた8年前、友人の紹介で源己さんと出会った。源己さん当時ワインの輸入販売を担当していたが、彼女の夢をかなえたいと脱サラを決意。2022年8月に念願の2人の店を開店した。源己さんは接客、盛り付け、洗い場などを担当し、料理の経験は無かったが今ではタマネギの仕込みもお手の物。またワインの知識を活かしたラーメンに合うワインもいただける。サイドメニューの牡蠣の和え玉も人気。