世界最小のらんであるヨウラクラン。学名はオベロニア ヤポニカ マキシモビッチ マキノだ。牧野富太郎博士にちなんだ学名だ。どのように受粉するか明らかになっていなかった。東京大学の砂川勇太さんがつきとめたという。去年、愛知県内の梅園で開花したヨウラクランを観察。大量の体長1ミリほどのタマバエを発見。花粉の塊をつけるなど受粉に関わるのを確認した。らんは、世界で2万8000種が分布。9割近くの受粉方法は不明だ。ほかのらんでも、受粉方法の解明につながる可能性があるという。
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