警察は匿名・流動型犯罪グループの取り締まり対策を強化している。匿名・流動型犯罪グループによる犯罪の一つである特殊詐欺ではニセ警察詐欺が近年多く、電話番号を偽装する手口などが確認されている。警察庁の塩谷はニセ警察詐欺では高齢者だけではなく若い世代に被害拡大しており、警察が電話などで捜査対象になっていると伝えることは絶対にないと注意喚起した。国際電話による詐欺の対策は携帯なら着信規制が可能なアプリの利用、固定電話なら国際電話不取扱受付センターに発着信の中止を申込むと伝えた。SNSを使った投資詐欺の対策では、相手が登録された事業者であることを金融庁と財務局のHPで確認することと説明した。