エジプトではここ数十年で野良犬の数が激増し約1500万匹はいると言われている。ある1匹の犬がネットをざわつかせた。首がすごい腫れている犬がいるとSNSで騒ぎになった。エジプトの保護団体が、この野良犬を保護。だがこの野良犬の命を助けるには海外で手術する必要がある。野良犬は子犬のとき子どもにいたずらで、首をヒモで縛られたまま放り出されたという。獣医師はすぐに首のヒモを取り除いた。スタッフたちはこの犬をラヤリと名付けた。しばらくして、ラヤリの様子を見に行くと首がもっと大きく腫れていた。唾液腺が傷つけられ、唾液が呼吸器や消化器官にもれて炎症を起こしているという。エジプトで治療するのは難しく、このままだと命を落とす可能性がある。スタッフはSNSで発信し世界中の人々に助けを求めた。すると、アネッテという女性が手を差し伸べてくれた。しかし病気を抱えた犬を海外に送るのは簡単ではなかった。人間がビザを取るよりはるかに手間がかかる。なんとか許可がおり、カナダへ送られた。保護施設ではアネッテがラヤリを迎えた。獣医師に見せると、手術は2日後に決まった。当日、ラヤリの様子を見に行くとラヤリは姿を消していた。
