ダチョウを紹介。アントニオ猪木の言葉「馬鹿になれ」の真髄を知り尽くしたのがダチョウ。体長2.5m、体重最大200kg。最高時速60kmで30分以上走る。京都府立大学の塚本康浩さんは、ダチョウは一言で言うとアホだと説明する。ダチョウは20年以上一緒に塚本さんのことも覚えず、過去のことも覚えていない。野生のダチョウでは、ほかの家族と出会うとケンカになり、家族のメンバーが入れ替わっても気づかない。ダチョウの脳は重量40gほどだが、目の重さは60gほどで40m先のアリが見える。脚のキック力は4トン。抗体ができるスピードや量がすごいのも特徴。塚本さんは無精卵の黄身から抗体だけを抽出することに成功した。