2月上旬、保護猫たちのために大きな計画が始まろうとしていた。保護猫施設「猫の森」では50匹以上の猫が暮している。池崎は、ここでボランティア活動を初めて5年。猫の森は新しい保護施設を作る。おばあちゃん猫は新しい家族となかなか結びつかない。おばあちゃん猫がのんびり暮らせる保護猫施設を作る。土地を購入し、災害時緊急時の受け入れもしたいという。それに池崎も加わることになった。池崎はこの企画を「シン・猫の森プロジェクト」と名付けた。物件探しから猫部屋作り、保護猫の受け入れまで、新プロジェクトが開始した。
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