2年前、老夫婦の軒先に1匹の猫が現れた。山本さん(仮名)は特別な感情を抱き、ごはんをあげるようになった。数日後、子猫を4匹生んで、野良猫が5匹になった。山本さんは段ボールの家を用意。避妊去勢手術をお願いするも、野良猫は厳しいと断られた。半年後、避妊去勢を行わなかった猫がまた子どもを生み、1匹の野良猫が10匹になった。山本さんは知人に子猫2匹を譲渡するも、近所でフンをするとクレームが入った。このまま放置すれば猫たちの身に危険が及ぶ可能性もある。山本さんは去年末、さかがみ家を訪れ、野良猫8匹の保護依頼を行った。今回、さかがみ家は初の有料での引き取りを行った。