国民民主の玉木代表は参院選の比例代表候補者に予定していた山尾志桜里氏の公認内定取り消しを発表。きのう出馬会見を開いていた山尾志桜里氏。山尾氏をめぐっては衆院議員時代、様々な問題が浮上していた。2016年には地球5周分とされるガソリン代の不正計上問題。2017年には結婚し子どもがいる立場でありながら妻子ある男性との不倫疑惑があった。このときの釈明会見はわずか6分で終了。記者の質問には一切答えず民進党内からも批判の声が出ていた。こうした過去の問題について会見では真摯に説明する姿勢を見せた。ガソリン代の不正計上問題については秘書がやっていたとして自身の関与を否定。不倫疑惑についても改めて否定。詳細な説明を求められると関係者などの配慮を理由に回答できないと繰り返した。これまで山尾氏の公認内定をめぐって党内外などから強い反発の声が出ていた国民民主党。山尾氏を候補予定者にしたことが支持率低下の要因の1つだと見られていた。出馬会見から1日で公認内定取り消しとなった山尾氏。玉木代表は理由について理解と信頼を得るには至っていないと説明。玉木代表は山尾氏の擁立の責任について厳しく受け止めたいとしている。