トイレットペーパーの1か月の販売量は約6億100万ロール。長さにして地球1202周分。トイレットペーパー をゼロから作ると何日かかるか計る。トイレットペーパーを製造・販売して50年以上の王子ネピアを訪ねた。森を守る紙・FSC認証を製品にいち早く採用したことでも有名。調査に協力してもらう。密着初日にやってきたのはチップヤードという場所で、海外から運ばれてきて木材を一時的に貯蔵している場所。トイレットペーパー の原料は木材チップ。王子グループではベトナムなど海外でも木を育てていてそこから運ばれてくるものも多いという。原料として使用できるまでは7年ほどかかるという。現地でチップ化して7日間の航海を経て、日本に着港。積み下ろしにかかる時間は丸3日。15日間貯蔵してから、トラックに積み込まれる。工場に運ばれてからトイレットペーパーになるまで残り4工程。約160度の熱で繊維を抽出する。洗浄・漂白するとパルプになる。次はパルプから紙に成形され、大元の源紙ができる。その大きさは長さ45キロ、重さ4.2トン。10日後、巨大ロール紙は柔らかくするのだが、撮影NG。紙の表面に凸凹をたくさんつける高密度エンボス加工をするのだという。店頭に並ぶまでには2600日かかった。
住所: 東京都中央区銀座5-12-8
URL: http://www.nepia.co.jp/
URL: http://www.nepia.co.jp/