アメリカのルビオ国務長官と中国の王毅政治局委員兼外相は、マレーシアの首都・クアラルンプールで会談した。第2次トランプ政権発足後両外相による会談は初めてで、会談後ルビオ氏は記者団に対し「貿易以外の分野も含め、対話を継続できる建設的な環境を確立するための会談だった」と述べ、中国政府も「対話と意思疎通を強化することで合意した」と発表した。また、トランプ大統領と習近平国家主席による首脳会談についてルビオ氏は「実現の可能性は高い」と話し、実現を模索することでも一致した。会談では貿易問題やロシアによるウクライナ侵攻も議題になったとみられ、緊張の改善に繋げられるかが今後の焦点。