先週金曜日、東京・渋谷区の住宅地でスタッフがスズメを捜索。1時間で3羽を発見した。環境省、日本自然保護協会「モニタリングサイト1000里地調査」によると、農地・草原など開けた環境を好むスズメ・ヒバリなどごく普通に見られる鳥が2015〜2020年の5年間で37%減となっている。環境省・絶滅危惧種判定基準では減少率3.5%以上/年。スズメの減少率は3.6%/年となっており、今後、絶滅危惧種になる可能性もある。スズメが巣を作りやすい隙間のある木造住宅の減少や、農薬の影響でエサとなる青虫、バッタなどの昆虫類、米などの穀物が減少したことなども影響していると見られる。スズメ減少で田畑周辺の生態系に影響が出る恐れがある。