きょうの疑問は「生ハムショックに?輸入停止なぜ」。食材の輸入お行う企業の営業部長は「スペイン産の豚肉がダメになるとコロナ禍に近いインパクト。今後生ハムが高級品に。メニューやめるレストランも」と話す。理由は生ハムがピンチを迎えている理由がスペインでアフリカ豚熱の発生が確認されたため。アフリカ豚熱は人に感染しないが、肉を介して他の豚へも感染する。これに伴い農林水産省は先月28日以降、スペイン産の豚肉とその加工品の輸入を一時停止した。ちなみにアフリカ豚熱は日本国内ではまだ確認されていない。「売り上げの8~9割りがサラミ・生ハムなど非加熱商品で、うち8割がスペイン産」という会社もあり、すでに飲食業界は影響を受けている。国内に流通している豚肉は国産:輸入が約5割ずつ。輸入のうち1位:カナダ(25%)、2位:アメリカ(23%)に次ぐ3位にスペイン(約17%)が入っている。店頭であまりスペイン産を見かけないが、これはスペイン産はハムなどの加工品にされる場合が多いため。国内に流通している長期熟成生ハムのうち3~4割が輸入品、うちスペイン産は約7割を占めている。以前はイタリア産が多かったが、4年ほど前にアフリカ豚熱が流行して輸入が停止、輸入のシェア状況が変化した。コンビニ各社は「いますぐには影響は出ない」、大手スーパーは「今は在庫があるため、影響が出るとしたら2~3か月後」などとしている。千葉県・幕張メッセで開催されている輸入品に特化した展示会に出展されていたのが「まぐろ生ハム」。試食した人に話を聞くと「生ハム感もあるし、まぐろ感もある。美味しい」などと話す。アフリカ豚熱は感染力が強いのが特徴。ウイルスが動物の体内などで数ヶ月以上感染性を維持することもあるという。また、有効なワクチンや治療法もないため終息には時間がかかると見られる。実際にイタリア産生ハムも輸入停止から約4年経過しているが、まだ輸入再開できていない。
