「割り勘負け」とは、お酒を飲む人と飲まない人が参加する飲み会で、均等に割り勘にしたときに、お酒を飲まない人が損した気分になること。昔から割り勘負けを感じる人はいたが、SNSで言語化され、共感を呼び、拡散されるようになって話題になったという。街では、お酒を飲まない人から、割り勘にして端数になったときに飲んでいない人は安くしてもらうこともあるとの声や、お酒を飲む人から、多めに支払うとの声などが聞かれた。番組アンケートでは、「割り勘負け」を知っているという人は37%だった。お酒を飲む人では、飲んだ人が多めに払うという人が45.7%、食事代は割り勘でお酒代は分担という人が25.2%などとなった。飲まない人では、飲み物代は相応にしたいという人が過半数を占めた。飲まない派の若林は、基本は楽しければ気にしないが、日本酒の飲み比べなどが始まると、食事で取り返そうと思うなどと話した。同じく飲まない派の皆川は、お酒を飲む人が多めに払うのは当然、好きなものを頼んで、食事を楽しむなどと話した。飲む派の八代は、飲まない人は来てくれるだけでありがたいから、飲む人とは金額にかなり差をつけるようにしているなどと話した。専門家によると、飲み会は、「酒ありき」から「食と時間を共有する場」シフトしそうだという。幹事の仕切り力が重要で、飲む人・飲まない人の把握や全員が納得できる支払い方法を事前に提示することなどが求められるという。恵は、飲み放題かそうでないかが重要、飲み放題でないときは、飲む人と飲まない人で差をつけたほうがいいなどと話した。
