スイカの研究をして40年以上のスイカ博士 橋詰利治さんに話を聞く。世界中でスイカを料理にするバリエーションは多く、アフリカのボツワナでは水が少ないので朝起きたらスイカで顔を洗ったり、暑さ対策でスキンローションとして使ったり煮炊きに使ったりなど生活の主で「命のスイカ」と呼ばれている。夏には水分補給としては非常にいい、利尿作用があるので真夏の暑い時期の熱を逃がしてくれる。千葉・富里市で毎年開催されるマラソン大会では給スイカ所もある。ビタミン・ミネラルがたくさん入っていてスポーツドリンクに成分的には近いという。たくさん汗をかいた時は少量の塩をかけるのがおすすめ。スイカのもう一つの秘めたるパワーは、冷えの改善。スイカに特有のシトルリンというアミノ酸の一種は血管拡張作用があり血流を改善してくれる、毛細血管を通じて酸素が供給されて体が温かくなる。皮の白い部分には果肉の倍くらいシトルリンが入っている。スイカの皮のシャーベットの作り方を紹介。スイカの皮の白い部分100gをすりおろす。ボウルにヨーグルト、レモン果汁、牛乳、グラニュー糖を入れたらすりおろしたスイカの皮を加えて混ぜるだけ。混ぜ終わったらバットに入れて冷凍庫に入れて完成。