- 出演者
- 進藤晶子 加藤浩次 森永卓郎 児嶋一哉(アンジャッシュ)
オープニング映像。
ゲストの児嶋は農業番組でMCを務めているそうで、日本の農業について「どんどん進化している」などコメント。品種改良の賜物とされるが、新品種を作るには10年かかることもあると森永は解説。
- キーワード
- シャインマスカット
静岡県磐田市にある増田採種場。来年で創業100周年、事業は野菜の新品種開発。注目は「サンバカーニバル」というケールの新品種。ケールは苦いが栄養満点という特徴を持つが、この品種は苦さがない。オタフクソースからの依頼で、火を通しても美味しいキャベツ「おこシリーズ」も開発。別々の特徴を持つ品種の花粉を人の手で受粉させて作られ、新品種開発まで9年はかかるんだそう。これまで100種類以上を開発。種のほか、栽培方法まで特許を取得。
奈良県田原本町の萩原農場。主にスイカの種を専門に作っている老舗で、主力は「ひとりじめ」シリーズ。現在日本で栽培されている半数以上のスイカの種を製造。社内に数千種類の種があり、これを使って新品種を開発。注目は3年前に発売した「ぷちっと」。種が小さいのが特徴で、カットフルーツなどに人気。これまで10万粒以上が売れたという。新品種の開発には10年かかることも。難しいのは完成品の味チェック。
福岡県大木町に倉庫があるトムシ社。事業はカブトムシの販売などのほか、有機廃棄物を虫に食べさせる取り組みも。キノコの育成で生まれる菌床など、廃棄にもお金がかかるようなものを買い取って虫の餌に。フンは肥料としてキノコ生産者などが買い取り。この事業向けに品種改良されていて、早く育つという特徴も。幼虫は家畜の飼料としても販売。
ぶどうの新品種「富士の輝」。ブラックシャインマスカットとも呼ばれ、サイズが大きく糖度が高いことが特徴。
- キーワード
- 富士の輝