- 出演者
- 進藤晶子 加藤浩次 後藤禎一
オープニング映像。
ゲストは富士フイルムHDの後藤禎一社長。就任3年目、売上は右肩上がり。世界的にカラーフィルムの需要は減少傾向にあり、現在の富士フイルムでは写真フイルムの売上は全体の1%以下。
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- 富士フイルム
1934年、富士山のふもとで写真用フィルムを作るメーカーとして誕生した富士フイルム。1948年、当時は世界で4社しか製造できなかったカラーフィルムを販売。00年代に入るとフィルム需要が激減したことを受けて別分野でも売上を伸ばしてきた経緯。インスタントカメラ「チェキ」は、携帯が普及した今でも人気。きっかけは韓国ドラマにチェキが登場したこと。スマホが普通にある中で、むしろ新しいものとして若者に人気に。写真を壁に飾る習慣がある海外にも展開すべくデザインを改良。スマホの写真をその場で印刷できるプリンターも販売。
富士フイルムでは化粧品ブランド「アスタリフト」を展開。発売から3年で年間売上100億円を達成。人間肌の7割を占めるコラーゲン成分は写真フィルムでも大事な材料の1つ。この技術を活かして開発をスタート。写真も肌も紫外線に弱いため、これを防ぐ抗酸化技術も活用。
富士フイルムではもともと医療事業に取り組んでおり、検査で使う内視鏡などの医療機器を開発。その内視鏡にAI技術を搭載したのが「CAD EYE」。病変が疑われる箇所を自動で認識し、枠で囲って医師に教えてくれる機能。
富士フイルムが開発、内視鏡にAI技術を搭載した「CAD EYE」。病変が疑われる箇所を自動で認識し、枠で囲って医師に教えてくれる機能。すでに病院で実用化されていて、医師からは「分かりづらいものも検知してくれる」などと好評。切除対象かどうかもAIで鑑別。発火寝率は10~20%上がっているんだそう。富士フイルムは、内視鏡に映った画像を院内ネットワークで共有するシステムで世界No.1のシェア。その知見をAIに学習させ、この技術が出来上がったという。医者のトレーニングにも使われる。
ここまで紹介されてきた富士フイルムの化粧品「アスタリフト」の製品を2つセットで120人に贈呈。富士フイルムの創立記念日が1月20日であることにちなむ。応募は00678-466-1または番組HPなどから。